忍者ブログ
マイホーム、住宅ローン、住宅のリフォームについて
[144]  [143]  [142]  [141]  [140]  [139]  [138]  [137]  [136]  [135]  [134
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

オール電化を導入しようと考えている場合、一番気になるのは、オール電化のメリットだけではなく、どのようなデメリットがあるかではないでしょうか。

まずオール電化住宅のデメリットとして挙げられるのは、使用する機器本体のお値段が高いことです。
オール電化の初期費用は、金額にすると、ガス器具設備にした場合の3倍~6倍にもなります。
ガス器具設備よりも高く払った分を取り戻すのには、だいたい7年以上かかるかもしれません。

オール電化にすると、給湯設備はエコキュートを設置することになります。
エコキュートは家族の人数が多いほど、大きいものを設置する必要があり、沸かしたお湯をたくさん貯めておくタンクになりますので、大きくて重い設備になってしまいます。
ですからお湯を入れたタンクの重量に耐えられる基礎工事と、タンクが大きいのでそれ相当のスペースが必要になってきます。

IHクッキングヒーターは、火を使わないので部屋の空気を汚さないように思えますが、料理をすれば水蒸気が出ますし、勿論油もはねます。
換気扇はIH専用の換気扇を設置することになり、リフォームとなると、換気扇も取り替えなければなりません。

また、IHクッキングヒーター対応の鍋しか使えませんので、ガスで使っていた鍋の大半が使えなくなってしまう場合も出てきます。
炒め物をする時、鍋をゆすったりすることができませんので、料理好きな方には物足りなく感じてしまうでしょう。

オール電化によって最大のメリットが得られるのは、夜間の電気料金が割引になる時間帯に電気を使用する場合です。
ですから昼間の電気使用が多い家庭では、そのメリットが生かせず、かえって割高になる場合もあります。
本来、光熱費を節約する目的でオール電化にしたはずが結構高くついた、ということも考えられます。

そしてオール電化住宅においての一番のデメリットは、停電時です。
電気が止まってしまうと、家の全ての機能が麻痺してしまうため、冬では暖房ができなくなってしまいます。
そのため、こういった時に備えて、カセットコンロと石油ストーブを用意しておく必要が出てきます。

PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
Google 検索
Google
ブログ内検索
Copyright (C) 2008 マイホームについて All Rights Reserved.
忍者ブログ [PR]
/Material By= /Template by ぴのん