忍者ブログ
マイホーム、住宅ローン、住宅のリフォームについて
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

省エネ住宅では窓やドアなどの開口部は、隙間ができやすく熱伝導がよい部分のため、省エネ性において弱点になる部分だと言われています。

開閉回数が多く、住宅の中でも外気が入りやすい部分といえば、玄関や勝手口などのドアです。
従来よく使われていたアルミ製のドアは、近づくと冷気を感じたり、表面に結露がみられることがよくありました。そこで同じアルミ製のドアでも内部に断熱材を入れたり、ガラス部分に高断熱ガラスを採用した断熱タイプのドアが開発されました。
これによって熱の出入りを最小限に抑えられるため、省エネ効果もぐっと高まります。

またドアを閉めていても隙間風が入る場合があります。
これはゴムが毎日の開閉によって擦れたり、長期間の使用によって硬くなったり、ヒビが入ったためですので、ゴムの取り替えや取り付け位置の微調整を行いましょう。。

一般的な住宅では、冷暖房をしている部屋としていない部屋との温度差が激しく、身体に負担がかかってしまいます。
一方断熱・気密性が高い省エネ住宅は、1,2台のエアコンで住宅全体を冷暖房することができるため、部屋の温度差も少なくなり身体への負担が少なくなります。

日本のドアや窓は昔から「引き戸」が主流でした。
「引き戸」は多くの面積が開けられ風通しがよい反面、気密性においては劣ると言われていましたが、近年では気密性の高い「引き戸」も開発されており、現在省エネ住宅では多く取り入れられています。

このように室内のドアの断熱や気密性が省エネ効果に大きく影響しますので、今後は省エネ住宅のドアも選択の幅が広がっていくものと思われます。

PR

「オール電化住宅」とは、生活に必要なエネルギーすべてを電気でまかなう住宅のことで、新築住宅を中心に普及し、近年ではブームになっています。

オール電化が支持される一番の理由は、安全だということです。
住宅の中で裸火を扱わないことは、火傷、不完全燃焼、火災の危険性が少なくなるので実際、電気で人命に関わる大事故もほとんど見受けられません。

また電気は災害時に復旧が早いということでも支持されています。
電力は貯蓄が可能なため停電の影響も少なく、非常時にも活用されます。
更に環境面から見ても、電気は二酸化炭素等の燃焼ガスを発生しないため、室内の空気を汚しにくいという点でも優れています。

こういったメリットは高断熱、高気密の省エネ住宅に適しているので、近年では省エネ住宅の中でもオール電化住宅が増加しています。
そしてオール電化の中で省エネ効果の高いものに「エコキュート」というシステムがあります。
これは空気中の熱を利用してお湯を沸かすことができる電気温水機で、このお湯は床暖房や風呂水、浴室暖房・乾燥などに活用することができます。
経済的で、かつ省エネであるこのシステムは、国からの補助金の対象になっているため、今後ますます利用者が増えると思われます。

しかしながら、このオール電化にも「電磁波」という大きな問題が残されています。
電磁波が人体に及ぼす影響は明らかにされていませんが、いいものでないということは確かです。
一番電磁波に触れる機会が多い主婦や近くにいる子ども、また妊娠している場合には胎児への影響が心配されています。

私たちの日常生活の中で役立っているさまざまな電化製品ですが、その電力を発電するために多くのエネルギーが消費されています。
それは石炭、原油、天然ガスなど自然界に存在するものが原料で、これらの資源は無限ではありません。

省エネ住宅においては、構造上の対策だけではなく、生活の中でも省エネを心掛け、色々工夫をすることによってエネルギーの消費を抑えることが重要になってきます。

家庭で使用する電力は、冷蔵庫やエアコン、テレビ、照明などによる消費が最も多いといわれています。
これらの電化製品はトップランナー方式の採用によって、近年大幅に効率が向上していますので、電化製品を高効率なものに買い換えることは省エネ対策には効果的です。

また電化製品の使い方によってもエネルギー消費量は大きく変動します。
冷蔵庫では、庫内に物を詰め込みすぎるとエネルギーが多く必要となります。
また熱いものは冷めてから入る、扉の開閉数を少なくするといったことも省エネになります。

家庭で使われる電力消費量の約1割は、「待機電力」によるものだと言われています。
待機電力とは、電気製品を使っていないのにコンセントをさしているだけで消費されてしまっている電力のことです。
リモコンで動作するテレビやビデオ、常時時計表示のある電子レンジなど、待機電力がかかっている物はたくさんあります。
これらの電化製品のコンセントを使用しない時に抜いておくだけでもエネルギーの節約につながります。

最近ではエネルギー効率のよい電化製品もさまざまな種類のものが出ています。
その一つに食器洗い乾燥機があり、近年では一般家庭にも普及しています。
食器洗い乾燥機は貯めたお湯で食器を洗うため、ほとんどの場合大幅に水の使用量を減らすことができます。

このように水の使用でもエネルギーは消費されます。
河川水から水道水を作り出すエネルギー、給水するエネルギー、汚水を処理するエネルギーなどです。
水を大切につかうことは省エネにもなるのです。

省エネは地球の環境問題に関わる重大な課題です。
省エネ住宅では電化製品の消費エネルギーに配慮した生活を心掛けたいものですね。

冬場になくてはならない暖房器具にはさまざまな種類がありますが、それぞれに長所、短所があります。

暖房器具には暖めた一部の空気を対流させることで室内全体を暖める「対流式」と、赤外線による照射によって人体を暖める「輻射式」、また熱源が直接人体を暖める「伝導式」がありあます。

対流式の暖房器具には、多くの家庭で取り入れられている石油ストーブやガスファンヒーターなどがあります。
手軽で使いやすい反面、燃焼ガスを発生するため室内空気を汚しやすいという欠点があります。

この自然対流と輻射とを利用して部屋全体を暖める暖房器具にオイルヒーターなどのパネルヒーターがあります。
近年パネルヒーターは、空気を汚さず、健康面、安全面でも優れているということで、さまざまな改良がされ、立ち上がりの早いものや温水タイプのものも登場し、選択肢が拡がっています。
しかし多くの電気を消費するため省エネ効果が低いという欠点があります。

近年注目を集めている暖房器具に床暖房があります。
床暖房は、熱の輻射と伝導を利用し「頭寒足熱」の理想的な暖房によって室内温度を均一に暖めることができます。
場所をとらず空気の汚染や乾燥も少なく、音も静かなため、今では省エネ住宅や新築マンションなどでは標準装備になるほど普及しています。

床暖房には電気式や温水ガス式など熱源も多様化していますが、特に断熱性、気密性に優れた省エネ住宅では、空気を汚さず、穏やかに室内を暖める床暖房は最適な暖房器具だといえます。

冬場に室内を快適な温度に保つためには暖房器具が必要ですが、省エネ住宅では特に効率よく室内を暖める暖房器具が求められます。

昔から「頭寒足熱」といわれ、人間は頭部より足元が温かいと快適に感じる傾向にあるため、厚手の靴下を履き、カーペットを敷くなどで冬場は足元を暖めてきました。
しかしエアコンやファンヒーターによる暖房は、暖かい空気は上昇し冷たい空気が足元に残るため、室内の温度にムラができてしまいます。

近年、多くの家庭で取り入れられている暖房方法として床暖房があります。
床暖房は、この「頭寒足熱」を行う理想的な暖房器具といえます。
特に断熱性、気密性に優れた省エネ住宅では、空気を汚さず、穏やかに室内を暖める床暖房が最適しています。

床暖房は熱の伝導と輻射によって床から室内全体を均一に暖めることができます。
しかも熱源は床下にあるため、子どもや年寄りが誤って触れて火傷をする心配がないため、安全面でも優れています。
また床自体が暖房器具であるため暖房器具を置くスペースや収納スペースを確保する必要もありません。
さらに火を使用していないため燃焼ガスによる空気の汚染がないばかりか、乾燥や換気の心配も不要なので冬場の乾燥によるウィルスの繁殖といった悪影響もありません。

床暖房は主に熱源によって電気式と温水式に分けられます。

電気式では床下に電気ヒーターを設置して床を暖めるので維持費がかかりますが、スペースをとらないため経済的で便利です。

一方温水式は床下に温水を循環させることで床を暖める方法です。
初期費用はかかりますが、維持費は割安で、住宅全体を暖めることができる今注目を集めている方法です。

床暖房は、効率の良い暖房ができ省エネ効果が期待できるため関心が高まっています。

日本では近年、省エネルギー対策が強化され、家庭でも省エネに配慮した生活が強く求められるようになってきました。

家庭における省エネルギー対策のひとつに「エコキュート」の導入があります。
エコキュートは数ある「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」の愛称として使われているものです。

エコキュートは空気熱を利用して湯を沸かす高効率給湯機です。
このエコキュートによって湧いた湯はお風呂や調理、最近では温水床暖房やパネルヒーターにまで利用できるようになっています。
近年では各電力会社や給湯機メーカーが競って開発、販売しています。

エコキュートで湯を沸かすために消費する電気エネルギーは、熱エネルギーの場合の3分の1程度なので、従来の給湯機に比べてCO2排出量を60%削減することが可能です。
そして大気中の熱を奪う冷媒のCO2は工場などで発生したCO2をうまく利用しています。
すなわちエコキュートは地球温暖化の元凶であるCO2を逆に利用し、大幅に省エネ効果をあげる画期的な給湯機と言えます。

省エネ住宅では経済性も重要ですが、エコキュートは初期費用がかかるものの、それ以上の経済的メリットがあるといわれています。
また国からの補助金制度もあるため、初期費用の経済的負担は軽減されます。

一方、エコキュートのデメリットとして、設備するスペースが必要なことや、寒冷地に対応していないことなどが指摘されており、今後さらに改善が求められています。

2000年に開発されたエコキュートは2006年には約48万台が設置されました。
経済企画庁は2010年までに520万台の設置を目標にしたい考えで、エコキュートが今後さらに普及し、省エネ住宅が増えることが期待されています。

近年、地球温暖化のもたらす問題が深刻になるにつれて、世界各国で温暖化防止対策が講じられるようになりました。

日本も例外ではなく、2008年から2012年までにCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスを6%削減することを目標に、省エネ住宅の普及など家庭における消費エネルギーを削減する対策に国をあげて取り組んでいます。

太陽光発電は屋根に太陽電池を取り付けて、太陽の光で電力を作り出すシステムです。
電力使用がピークになる夏に発電が多くできることから、発電時にCO2や有害なガスを出さず、人にも環境にもやさしい省エネ住宅を実現できる手段として国でも推奨しているシステムです。

この太陽光発電は、電気代を大幅に節約できるという点でも優れ、昼間は自家発電による電気を使うため電気代がかかりません。
そして余った電気は電力会社に売ることができます。
初期費用は高額ですが、長い目でみると太陽光発電の方が経済的な場合もあります。

しかも災害時や停電時に電力を得ることができることや、屋根に取り付けるパネルが夏涼しく冬暖かい断熱効果を発揮することでも評価が高く、近年では省エネ住宅でも取り入れられています。

一方、太陽光発電は設備が高額のこと、しかも天候に左右されやすいなど課題も多くあり、今後さらに改善が求められています。

太陽光発電は設置費用が高額なため、地方自治体による補助金制度が設置されており、さらなる普及が期待されています。

今日、地球の環境問題の深刻化にともない、省エネ住宅を実現する方法として自然エネルギーが注目を集めています。

自然エネルギーはCO2(二酸化炭素)を発生せず、クリーンで環境に優しいエネルギーです。
自然エネルギーの中でも太陽エネルギーは、省エネ住宅や施設で既に取り入れているところも多く、これを利用したものには太陽光発電(ソーラーシステム)や太陽熱温水器などがあります。
活用の幅が広いため、身近なエネルギーとして消費者の関心を集めています。

地熱エネルギーは日本の豊富な地熱資源を生かしたエネルギーで、地下で発生する熱を水蒸気や他の中間熱媒体によって取り出すことによって、主に入浴、冷暖房、園芸などの小規模な省エネに利用されています。
最近ブームになっている岩盤浴はこの地熱を利用したものです。

そして現代、最も期待が高まっているものに風力エネルギーがあります。
風を利用した風車は古代から生活の中で活用されていました。
現代では風車の回転をエネルギーに換え、電気自動車や風呂、温室などに利用されています。
低コストで熱変換には100%の効率が得られるため、今後用途の幅が広がっていくものと思われます。

水力エネルギーはほとんどが発電に使われており、水力発電として日本では古くからダムによる発電が行われてきました。
現代ではダムによる水力発電は減少傾向にありますが、別の方法で水力発電が行われています。
今後さらに研究が進み省エネ住宅に取り入れられることが期待されています。

石油や石炭などの化石燃料に頼らず、自然エネルギーを有効利用することが、未来の地球のために重要なことなのです。
自然エネルギーには他にも様々なものがあり、現在も研究開発が続けられています。

省エネ住宅の断熱性を考えるとき、窓やドアのほかに壁も重要な対策ポイントです。
住宅の新築時やリフォーム時に壁の断熱対策をしっかりしておくことで、冷暖房の効果を高めることができます。

壁の断熱方法には外張り断熱充填断熱があります。

充填断熱は、柱と柱の間に断熱材を入れる方法で、「内断熱」とも呼ばれます。
世界中の多くの木造住宅ではこの充填断熱の工法が用いられており、日本でも主流になっています。

充填断熱では冷暖房の際に建物自体に熱を奪われないため、冷暖房効果を上げやすいという長所があります。
しかし短所として、柱や梁は断熱材を入れることができないため、外気の影響を受けやすく、また断熱材を分断して入れるため隙間が出来やすいという欠点があります。

外張り断熱は、住宅の基礎から壁、屋根に至る建物全体を断熱材で外側から包んでしまう方法で「外断熱」とも呼ばれています。

この工法は住宅全体が断熱層の内側に入るため、夏は外気の影響を受けにくく、冬は一度温まると冷えにくいという長所があります。
しかも結露が発生しにくく、建物の耐久性や気密性という点でもすぐれているため、近年注目を集めています。
とはいえ、断熱材を含んだ建物全体へ冷暖房効果が上がりにくく、外張り断熱に適する断熱材は比較的値段が高いため、全体のコストが高くつくという短所もあります。

また1軒の住宅で、この2つの工法を組み合わせる方法もあります。

どのような工法にしても、信頼できる設計者や施工者によってしっかりとした工事を行うことによって、質の高い省エネ住宅を建てることができます。

省エネ住宅で夏の間冷房に頼りすぎずに快適に暮らす方法として、屋根に十分な対策を行う必要があげられます。

夏は強い日射が屋根や外壁の温度を上げ、熱は天井、室内へ伝わり、空気の温度を上げるため、日射熱を室内に伝えないようにしなければいけません。
そのためには天井裏や屋根裏に断熱材を貼り付ける必要があります。
これは冬の間、暖かい空気が外へ流出するのを防ぐ効果もあります。

屋根材に日射を反射するものを使用し遮熱対策をすることも効果的な方法です。

屋根裏は気温が高い時には熱気をためこみ、冷房効果を下げる大きな原因になるため、屋根裏換気を取り付けるといった対策方法があります。
屋根裏換気は屋根裏の熱気を排出することで冷房効果をあげ、省エネにつながります。
さらに効果的な方法として、熱交換方式の換気システムがあります。

最近では屋根裏にロフトを取り付ける住宅が増えています。
ロフトのように屋根裏が住まい空間になっている場合には、断熱材の利用と屋根板を二重にするなどいくつかの方法を併用して遮熱対策を行う必要があります。

また屋根緑化も省エネ効果を高めるのに効果的な方法です。
屋根緑化は建物の屋根や屋上、ルーフテラスに芝生などを植えて緑化することで、自然と一緒に生活する方法です。
夏は涼しく、冬は暖かく、屋根素材の耐久性の向上とともにメリットが多く、都市のヒートアイランド現象の抑制にもなります。
そのためか以前は会社や施設などで多く見られましたが、最近では省エネ住宅でも取り入れられるようになってきました。

Google 検索
Google
ブログ内検索
Copyright (C) 2008 マイホームについて All Rights Reserved.
忍者ブログ [PR]
/Material By= /Template by ぴのん